第13回練習2025.12.6(No.51/9/12/25/26)
- ebinamessiah2021
- 12月8日
- 読了時間: 3分
第13回の練習でした。練習参加者は、Sop18名(見学1名)、Alt10名、Ten1名、Bass5名の合計34名でした。
《12月6日練習曲》 (伴奏:鈴木真奈美先生)
◆No.51 But thanks be to God (p199)
☆丁寧に復習
・メサイア終曲の2曲前の曲です。すべてが成就していくことに向かっていることを意識し、感謝に満たされた気持ち(音)で歌います。
・thanks「サンクス」の「クス」、sがはっきり聞こえるように発音する。
・全体的に音が弾みすぎないように。音符を引き延ばしてレガートにする。
・各パートのパート練習を重点的にやりました。
(復習編)~51番の練習をもってメサイアのすべての合唱曲の練習を終えました。前々回より復習に入っています。
◆No.9 O thau that tellest good tidings to Zion (p46)
☆第1部復習②
・八分の六拍子(強-弱-弱-中-弱-弱)を意識する。エスコートされて(して)舞踏会で踊っているかのように。
・the gloryが121小節、131小節、134小節、135小節に出てきます。前のtheを「ダグ」と発音すれば解決です。
・ダイナミックは基本的に f フォルテですが、131小節~132小節をdim.します。134小節アウフタクトから再びAltがfフォルテで歌い始めすぐdim. 135小節から全パートはpピアノ。137小節アウフタクトのisから再びcresc.してfフォルテで曲を歌い終わります。
◆No.12 For unto us a child is born (p55)
☆第1部復習③
・メリスマは、4拍の拍頭の音をリズムから外さずに歌うように心がけます。裏拍はそれが出来てから付けていきます。
・メリスマを歌うときには首を縦に振ったり足でリズムを取ったりしない。
・a son is givenは(ア サーニズ ギーブン)とリエゾンして発音。
・p57の[C]からの付点のリズムは16分音符ではなく32分音符で。1つまり複付点音符のように歌ってください。楽譜のリズムより詰まったリズムになります。
・27小節をはじめとするshoulderの下降の音程は十分注意してください。
・33小節~のWonderful, Counsellorも同じく複付点っぽく歌う。
・76小節4拍目のBassの音は「シレミ」ですが、Chord Perfectの歌手は「ソレミ」で歌っています。ここは楽譜(ノヴェロ版)通り「シレミ」でお願いします。
◆No.25 And with his stripes we are healed (p102)
☆第2部復習③
・~彼(キリスト)が受けたその傷によって私たちは癒されたのだ~〈イザヤ書53章5節〉
・No.24の最後に[attacca]アタッカとありますが、間髪を入れず、すぐにNo.25に入れという意味です。
・And with his stripesの4つの音は、十字架のテーマと思ってください。決然とスタカート気味に音を短く切って歌います。対照的にwe are healedはレガートで。
・stripes「ストライプス」巻き舌。「ストライプス」の「プス」をハッキリ発音。(鞭で打たれた傷あと)
・healed「ヒーレッド」(癒し)語尾のレッドをはっきり発音。
・最後のAdagioは遅くなりますが、音は小さくなりません。ずっとフォルテで終わります。
◆No.26 All we like sheep have gone astray (p106)
☆第2部復習④
・思い思いの方向へ歩いていく羊の群れを表す前半のメリスマは、軽やかに気ままな雰囲気で。
・76小節からのAdagioは、ここは第2部の1曲目(No.22)で出てきた受難のリズムが使われています。神の言葉に無関心であったことを悔い、自分自身の罪の重さを悟り、目覚めた人々の良心の声・罪の告白の場所です。こうした我々のために羊飼いであるキリストは血を流されたのだと歌います。
[次回練習予定と曲目]
2025年12月13日(土) 18:30~20:30 / 海老名文化会館120サロン
①No.17 Glory to God (p68) 第1部復習
②No.26 All we like sheep have gone astray (p106)第2部再度復習
③No.28 He trusted in God (p115)第2部復習
④No.53 Worthy is the lamb that was slain (p217)第3部復習



コメント