2023年12月9日の海老名メサイア公演初回練習が行われました。久しぶりの方も初めての方もヘンデルのメサイアという素晴しい音楽に接することが出来る喜びを胸に、本番までの道のりを共に歩みましょう。
本日の練習参加者はSop12名(見学者3名)Alt8名(見学者1名)Ten3名(見学者1名)Bass5名(見学者1名)の合計34名でした。見学者の方も、是非ご一緒出来ますように!
〈練習曲〉(伴奏:安里佳子やすりかこ)
◆No.44 Hallelujah (p171)
Hallelujahは「ハリローヤ」と発音してください。「ハリ」と発音することで二重子音が自然に発音できます。「ローヤ」は普通に「ルーヤ」と発音すると「U」の母音が薄くなってしまうので、唇を突き出して「ローヤ」と言います。
注意しなくてはならないのは、早いところは「ハリロヤ」と出来ていても、音符の長いところ、例えば曲の最後は「ハーレールーヤー」と戻ってしまいがちです。長い音符も「ハーリーローヤー」。
41小節のChristのtは2拍内で「スト」と言います。(Bass以外)
51小節から最後まで、Sop以外のパートがfor ever、and ever、 Hallelujah、 Hallelujahと連呼しますが、それぞれの語尾が大きくならないように注意しましょう。
▲メサイアハンドブックの著者:三ヶ尻先生
◆No.4 And the glory of the Lord (p11)
第1部からNo.4 の練習をしました。theは軽く「ダ」と発音してください。And theは弾むスタッカート。And the gloryのglを歌う位置の確認をしました。gloryはoryを小節の拍の頭に持ってきます。ですので、その前にglを発音しなければならないです。No.4は3拍子なので、子音のglは3拍目の裏に言います。その際、音の高さは次の小節のoryの高さで歌います。ちょっと慣れが必要なので何度も繰り返し練習してみてください。
3拍子の基本リズムである強→弱→弱に乗せて歌うのを心掛けました。ほとんどが強拍のところに重要な言葉が来ています。弱拍で踏ん張らないように注意!
最後のspokenは「スポウケン」と発音します。
◆No.53 Worthy is the lamb that was slain (p217)
Worthyはワーズィー(ウォーズィーではない)、wasはウォズ、slainはスレイン(二重母音)、hathはハス、 redeemedはリディーメド(rは巻き舌)、 strengthはストレングス(rは巻き舌で、thは無声音のス) honourはオナー、richesはリッチェズ(rは巻き舌、語尾はチェズとはっきり発音)、 gloryはグローリー(lの音をはっきり)sittethはスィッテス、 throneはスロウン(rは巻き舌+二重母音)、読みにくいthat sitteth upon the throne and unto the Lamb は、ダッ スィッテサポン ダ スロウン アン アントゥーダ ラムと発音すれば歌いやすいです。7小節目Andanteからのpower(力)riches(富)wisdom(知恵)strength(威力)honour(名誉)glory(栄光)blessing(祝福)は一つ一つの単語をはっきりと発音してください。その際、語尾が大きくならないように注意です。
アーメンコーラス(72小節~)の音取りもやりました。
ざっと最後まで行きましたが、ハーモニーが複雑に入り組んでくるところ(113小節H~)からまだ完全に音が取れていないので、次回もう一度丁寧に音取りします。
[練習予定曲目]
【第1部より】
①No.4 And the glory of the Lord (p11) 復習
②No.7 And he shall purify (p35)
【第2部より】
③No.44 Hallelujah (p171)復習
④No.41 Let us break their bonds asunder (p161)
【第3部より】
⑤No.53 Worthy is the lamb that was slain (p217)復習とアーメンコーラス音確認
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