７月になりました。毎日暑いですね。今日の練習参加者はSop17名、Alt9名、Ten1名、Bass3名の合計30名でした。本日は男声と女声お見合いのように向き合って歌ってみました。
〈練習曲〉（伴奏：稲垣史織）
◆No.4 And the glory of the Lord (p11)
今日から第1部の曲をまた最初から復習をします。注意するところを思い出してください。And the glory 「アンド ダグ ローリ」と発音します。揃ったときにはgl「グロ」が本当に良く聞こえます。Andの「d」は、はっきり「ド」と発音。38小節、57小節、73小節の和音を伸ばすところは、良く響かせてハモりに注意してdim.してください。64小節、103小節のTenの音が難しいのでチェック！曲の最後135小節Adagio、hath spoken it「ハス スポウケン イト」の「ウ」のタイミングは合図しますので、指揮者を見てください。
◆No.21 His yoke is easy, and his burthen is light (p86)
再復習しました。ダイナミックを見ると最初はpです。付点の入ったメリスマは歌いにくく、つい力を入れてしまいがちです。「荷物は軽い」と歌っていきますから、軽やかな声で歌いましょう。この曲はNo.20のSopとAltの美しいソロの後に歌われます。No.20で「疲れたものはみな私のところに来なさい」と歌われ、このNo.21で「彼のくびき（農耕で2頭の牛をつなぐ農具）は負いやすく（体に合っていて傷つけない）、イエスの愛によって負わされる荷は軽い」と癒しと希望と慕わしさをたたえ、明るい雰囲気で第1部は終わります。
◆No.25 And with his stripes we are healed (p102)
最初に出てくるAnd with his stripesの4つの音は十字架を表しています。各パート出てきますので、この4つの音はスタッカートで強調して歌って下さい。具体的には「アンド ウィズ ヒズ ストライプス」と子音をはっきり発音することにより、スタッカートに聞こえてくるはずです。そのあとのwe are healed（私たちは癒された）はレガートで歌います。
And with his stripesの4つの音ですが、hisからstripesに行く音が極端に下がるので着地失敗でstripesの音程が不安定になりがちです。注意してください。
◆No.26 All we like sheep have gone astray (p106)
最初、76小節目のAdagioからアカペラで練習しました。ここは第2部の1曲目（No.22）で出てきた受難のリズムが使われています。神の言葉に無関心であったことを悔い、自分自身の罪の重さを悟り、目覚めた人々の良心の声・罪の告白の場所です。
Adagioをやった後、前半のメリスマの練習をしました。メリスマは1拍目と3拍目が遅れないように注意しましょう。あと、43小節4拍目から45小節3拍目までTenの皆さんはBassをお手伝いしてください。45小節2拍目のBassの音はコードパーフェクトの音は間違っています。楽譜通りでお願いします。
◆No.51 But thanks be to God (p199)
前回に引き続き復習しました。終曲の2曲前の曲です。すべてが成就に向かっていることを意識し、感謝に満たされた気持ちで歌いましょう。Altの36小節～39小節は要注意です。魅力的な音で歌い上げてください。言葉で気になるところはやはりthanks「サンクス」の「クス」、sがはっきり聞こえないところでしょうか？気にしたらすぐ良くなりますので、しっかりsの発音しましょう。
※次週(7/8)と次々週(7/15)は練習はお休みです。
[次回練習予定曲目]2023年7月22日18:30~20:30 海老名市文化会館206室
【第1部より】
①No.7 And he shall purify (p35)
【第2部より】
②No.26 All we like sheep have gone astray (p106)（復習）
③No.33 Lift up your heads, O ye gates (p127)
※No.33は、最初女声が3声に分かれています。一番上がSop1、真ん中がSop2、下がAltと分けます。Sopさんは、１と２のどちらも歌えるように予習しておいてください。
【第3部より】
④No.53 Worthy is the lamb that was slain (p217)
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