久しぶりの練習でした。暑い毎日が続きますね。熱中症対策は万全でしょうか?演奏会のチラシが出来上がりました。デザインのヘンデル像はロンドンのウエストミンスター寺院内にあります。5月にチャールズ国王の戴冠式もここでありましたね。英国史上の偉人の多くが眠っており、ヘンデルのお墓もあります。
今日の練習参加者はSop18名(見学者1名)、Alt13名、Ten4名、Bass4名の合計40名でした。
〈練習曲〉(伴奏:稲垣史織)
◆No.7 And he shall purify (p35)
各パート、メリスマの確認をしました。音が下降していく型のメリスマですので、音程に気を付けてください。Andのd「ド」は必ず発音。purify「ピューリファイ」はレガートで。ダイナミックは楽譜と違って、練習時に説明したとおりです。22小節の3拍と4拍の間はノンブレスで。29小節~30小節のAlt、Ten、Bassの音の確認をしました。50小節目、Altは4拍目theの前のブレスは今日から禁止になりましたので楽譜にノンブレスと書き加えてください。
◆No.26 All we like sheep have gone astray (p106)
前回の復習です。男声を1列で聴きたくて、前回のように女声と男声が向き合って歌ってもらいました。19小節の男声の音がいつも間違うので注意して下さい(Bassは前の小節のsheepと同じ音です)。65小節~70小節のアンサンブルは特に難しいので、他のパートと縦がピッタリ合うように気を付けましょう。
◆No.33 Lift up your heads, O ye gates (p127)
最初、女声が3声に分かれます。Sopを1(9人)と2(9人)で分けました(事務局チェック済)。次回からはSopはSop1、Sop2で分かれて座ってください。
まず楽譜と違うところ、6小節と7小節の4拍目16分音符は8分音符に変更、13小節2拍目の16分音符を8分音符に変更、20小節と21小節の4拍目、16分音符は8分音符に変更です。
headsは、破擦音[ts]の有声音[dz](舌が前歯の後部歯ぐきにつく)で「ヘッヅ」です。yeは「イー」です。「イェー」にならないように。gates、hostsは共に二重母音で、「ゲイツ」「ホウスツ」と発音します。
33小節Cからは、弱拍にKingが来ますが、強くしないで、gloryに向かってcresc.していくつもりで歌いましょう。
43小節以降は、SopとBass、AltとTenという組み合わせで曲が進んでいきます。4声で歌う時は、自分のパートナーを意識して歌うことが必要です。
47小節の男声、音注意!
◆No.53 Worthy is the lamb that was slain (p217)
音の確認をしながら練習を進めました。皆さんだいぶ音が取れてまとまってきています。しかし、音が取れているのは当たり前で、そのあと始まるのは音作りです。この音楽はどんな思いがこもっており、何を伝えようとしていて、そこにはどんな音がふさわしいのか、その時々で考えましょう。あと、メサイア全般に言えることですが、サウンドは整然と整理された音で構成されるのが理想です。『洗練』されて『節度』があり『気品』に満ちている音です。
103小節~104小節Tenの音が難しいので見直しお願いします。
[次回練習予定曲目]2023年7月29日18:30~20:30 海老名市文化会館206室
【第1部より】
①No.9 O thou that tellest good tidings to Zion (p41)
【第2部より】
②No.33 Lift up your heads, O ye gates (p127)(復習)
③No.44 Hallelujah (p171)
【第3部より】
④No.51 But thanks be to God (p199)
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