海老名芸術祭以来、久々の練習でした。芸術の秋を迎えたこの時期は、各所で演奏会が催されていて皆さんも忙しそうですね。コロナ禍であった2年前と比べたらなんと幸せなことだろうと思います。しかし戦争はなかなか無くなりませんね。連日目にするウクライナやパレスチナ紛争のニュースには心が痛みます。満足な食事、水も得られず、寝る場所も失っている人々、子供たちのことを思い、戦争の早期終息を心から祈りたいと思います。
今日の練習参加者は、Sop18名、Alt10名、Ten4名、Bass4名の合計36名。伴奏は本番でオルガンを弾いて下さる寺本さやかさんでした。
〈10/21練習曲〉(伴奏:寺本沙綾香)
◆No.22 Behold the Lamb of God (p91)
・付点のリズム(8分か16分か)の確認。
・付点はスイングしすぎないよう。(16分音符が3個並んでいるように歌う)
・worldワールドの「ルド」の発音をはっきりと
・18小節と23小節の男声の入りの音の確認。
◆No.24 Surely he hath borne our griefs (p98)
・最初の出のSurely「ショアリー」は、決然とはっきりと。
・borne(負う) griefs(苦しみ) carried(担った) sorrows(苦しみ)等の、言葉の意味を伝える努力をする。
・13小節からのwounded(心を痛めた)、bruised(傷ついた)。心を痛め傷ついたのは神。13小節アウフタクトから17小節までpで歌い、神の悲しみに向き合う。
・18小節のcresc.があって、19小節4拍目から、「神が自ら受けた責め苦により、私たち人間に平和がもたらされた」と高らかに歌う。
◆No.33 Lift up your heads, O ye gates (p127)
・最初の女声3部のアンサンブルの練習。8分音符16分音符の再確認。
・11小節からの男声のリズムの練習。特にthis Kingを素早く言う練習をしました。
・言葉を語尾までしっかり歌うと、音楽が鈍重になるので、前の音の響きに乗せるように最後の音を処理する(よく読み取るように)。その際は、隠れるようにやるのではなく、光ある中で行う(わからない方は次回質問を)。
・43小節、47小節の男声の入りの音の練習。
◆No.35 Let all the angels of God worship him (p134)
・全体的に、音は引き延ばし気味(テヌート気味)に歌う。
・この曲は、2重のテーマが2パートで同時に打ち出されますが、その際アンサンブルに注意!
・最後の33小節~34小節は、ピチピチした魚のように生き生きと終わります。
◆No.39 Their sound is gone out(p151)
・語尾のsの発音をしっかり。(ランス、エンズ、ワーズ等)
・gone outはリエゾンして「ゴナウト」と発音。
・13小節からの音型は、各パートが受け持ちますが、でこぼこした世界の土地を、神の声が覆いつくしていく様を表していますので出来るだけレガートで歌って下さい。(信徒によって伝えられていく様はなんと美しい事でしょう!)というNo.38のSopソロのアリアを受けてのNo.39となっています。
[次回練習予定曲目]2023年10月28日18:30~20:30海老名市文化会館120サロン
①No.25 And with his stripes we are healed (p102)
②No.26 All we like sheep have gone astray (p106)
③No.28 He trusted in God (p115)
④No.37 The Lord gave the word (p146)
⑤No.46 Since by man came death (p186)
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