練習も残すところ3回になりました。今後は1部、2部、3部の曲をまとめて練習します。本日は1部の曲、全曲を練習しました。
皆さま、チケットの売れ行きはどうでしょうか?せっかく練習してきたのに客席がまばらですと寂しいですので、宣伝どうぞよろしくお願いします。
写真は11/1の山中湖です。海老名はまだ暖かかったのですが、山中湖は見事な紅葉でした。
本日の練習参加者は、Sop22名(見学者1名)、Alt17名、Ten4名、Bass7名の合計50名でした。
※今日はレーベンフロイデさんのベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」のコンサートが大ホールでありました。聴かせていただきましたが、大変見事な演奏でした。私たちも頑張らねば!
〈練習曲〉(伴奏:稲垣史織)
◆No.4 And the glory of the Lord (p11)
And the gloryのglの歌う位置を再確認してください。gloryはoryを拍の頭に持ってきます。子音のglはその前に言いますが、音の高さは次の小節oryの高さで歌ってください。
3拍子のリズムである強→弱→弱に乗せて軽快に歌うこと。ほとんどが強拍のところに重要な言葉が来ています。最後のspokenは「スポウケン」と発音します。
◆No.7 And he shall purify (p35)
heは「ヒー」ではなく「ヘー」に近く発音しましょう。舌を寝せてheと発音するとうまくいきます。曲頭から出てくるAndの「ド」を発音するのにちょっと苦労しますね。「ド」はどの場所も必ず発音するようにしてください。
41小節から51小節までアンサンブルが難しいので縦を合わせて歌いましょう。
◆No.9 O thou that tellest good tidings to Zion (p41)
八分の六拍子(強-弱-弱-中-弱-弱)を意識してください。この曲にもthe gloryが121小節、131小節、134小節、135小節に出てきます。前のtheを「ダグ」と発音すれば解決です。
ダイナミックは基本的に f フォルテですが、131小節~132小節をdim.します。134小節アウフタクトから再びAltがfフォルテで歌い始めすぐdim. 135小節から全パートはpピアノ。
137小節アウフタクトのisから再びcresc.してfフォルテで曲を歌い終わります。
◆No.12 For unto us a child is born (p55)
キリストの誕生の喜びを、メリスマの見事さとアンサンブルの美しさで表現する曲です。上から押す音でなく、下から跳ね上がる生き生きした音で歌いましょう。
◆No.17 Glory to God (p68)
Gloryのglを拍の前に持ってくるの4番と同じです。3小節目がcresc, 4小節目がdim.です。男声のand peace on earth (地に平和を)はやわらかくあたたかく歌ってください。
18小節目からのgoodwill「グ×トゥ ウィール」ですが、無声音の「×トゥ」は、goodの四分音符の裏で発音します。これがまだ徹底されていないようなので気を付けてください。
towards menは「トゥウォーズ メン」と発音。
◆No.21 His yoke is easy, and his burthen is light (p86)
この曲もNo.12と同じく、軽く弾むようなリズムで統一されています。軽快なリズムで走る馬にまたがっているような気持ちで歌ってください。
「light」の「t」は「tuツ」とuの母音が入ってはいけません。あくまでも鳴らすのは子音の「t」だけ。 有声音でもありません。
そしてこの「t」の発音する場所ですが、すべて次の休符(八分休符、四分休符)です。子音をはっきり発音して、次の歌いだしの踏み台にしてください。
[次回練習予定曲目]2023年11月18日18:15~20:15 国分寺台文化センター
【第2部】途中まで(+立ち座りの確認)
①No.22 Behold the Lamb of God (p91)
②No.24 Surely he hath borne our griefs (p98)
③No.25 And with his stripes we are healed (p102)
④No.26 All we like sheep have gone astray (p106)
⑤No.28 He trusted in God (p115)
⑥No.33 Lift up your heads, O ye gates (p127)
☆ソリスト紹介♬(毎回おひとりずつ紹介します)
ソプラノ:坂井田真実子プロフィール
高校まで自由学園で学ぶ。国立音楽大学及び同大学院修了。ロータリー財団奨学生としてイタリアへ留学。文化庁新進芸術家在外派遣員としてオーストリアへ派遣。ソレイユ音楽コンクール2位及び優秀賞受賞。伊・セギッツィ国際ソリストコンクール聴衆賞(2位)受賞。日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団をはじめ、主要オーケストラと共演。大野和士、W.シルマー等の指揮者とも共演する。 イタリア、ドイツ、オーストリア、中国、台湾等、国内外で演奏会やオラトリオの演奏会に数多く出演。2016年、国指定難病 視神経脊髄炎を発症。一時は下半身不随となり歩行不可能と宣言されるも、リハビリを経て病症や後遺症と共存しつつ舞台に復活した。二期会会員。2021年日本初 日本視神経脊髄炎患者会を設立し理事長を務める。RDDJapanアンバサダー。
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