第4回の練習日は海老名市文化会館206室で行われました。練習参加者はSop13名、Alt9名、Ten1名、Bass6名の合計29名でした。Tenが少なかったので、次回は音的にバランスの良い練習ができるといいですね。メサイアは他のパートの動きを感じながら歌うのがとても重要です。
来週13日は、国分寺台文化センターの練習です。練習開始時間は試験的に15分早めて18:15~20:15となりますのでどうぞよろしくお願いします。
〈練習曲〉(伴奏:稲垣史織)
◆No.9 O thou that tellest good tidings to Zion (p41)
No.9はp46のHから合唱が始まります。8分の6のリズム(強-弱-弱-中-弱-弱)に乗せて歌うと推進力が出てきて音楽が生き生きしてきます。大きな2拍子と思えばいいでしょう。
発音上の注意点→thou(ザウ)tidings(タイディングズ)最後のsは濁る。Zion(ザイオン)araise(アライズ)rは巻き舌。risen(リーゼン)このrも巻き舌。
ブレスの位置は、118小節のJudah,のあと、124小節のthee,のあと、128小節のjudah,のあと、そして136小節のLordのあとはノンブレスです。ダイナミックは全体にfフォルテですが、131~132小節が>dim.で137~138小節が<cresc.です。133小節のアルトはthe glory~はフォルテで入り>dim.してpピアノに合流してください。
◆No.28 He trusted in God (p115)
本来は1小節を2つ(in 2)で指揮しますが、今はゆっくり4つ(in 4)で振っています。
発音deliver「デリバー✖→ディリヴァー」、delight「デライト✖→ディライト」です。
主旋律でのdelight in himは、delight、in himというようにdelightのあとを決然と切ります。
しかし、速いパッセージでは「ディライティン」と発音しても構いません。
Sopの21小節~22小節はレガートで。Tenの21小節のheとlightはcresc.します。
Altの49小節目、言い忘れていましたが、lightの伸ばすところcresc.お願いします。
61小節のAdagioは、if、he、は激しく切ります。必ず指揮を見てください。
主旋律はもちろん大事ですが、この曲は内声の動きも非常に重要なので、各パートは充分にさらう必要があります。その辺も含め、この曲は次回もやります。
◆No.7 And he shall purify (p35)
後半の音でまだ不完全なところがあったので、復習しました。メリスマも含め、全体にだいぶ良くなってきました。
◆No.39 Their sound is gone out (p151)
復習をしました。前曲No.38 でSopソロが「良き知らせを伝え、平和の福音をもたらす人々の足はなんと美しいことでしょう」と全世界に散っていった使徒たちを讃えるアリアが歌われます。それがしっとりと終わると、このNo.39で「彼らの声は全地に響き渡り、その声は世界の果てにまで及んだ」と輝かしく歌われます。それはまるで勝利のファンファーレが方々の丘の上から響いていくるようです。長く伸ばす音は良く鳴らしましょう。語尾の子音をお忘れなく。「ランズ、エンズ、ワーズ、ルド」などです。特にworldの「ルド」。
◆No.46 Since by man came death (p186)
最初のGraveはpでハモる練習をしました。6小節目のAltとTen、22小節のSopとTenのアンサンブルに注意してください。このゆっくりの部分、出来ればもっとpにしたいところです。23小節からのAllegroの個所のeven so in Christは「ソーイン」ではなく「ソゥイン」と発音します。その際、4拍目を強調しないように。すなわちin「イン」を強調しない。Christの方が大切な言葉です。Bassの28小節~31小節はエネルギッシュに!
※次回の練習場所は国分寺台文化センター18:15~20:15(時間変更)です。お間違えなく。
マイスリッパも持参してください。
[次回練習予定曲目]2023年5月13日18:15~20:15 国分寺台文化センター
【第1部より】
①No.9 O thou that tellest good tidings to Zion (p41)(復習)
②No.12 For unto us a child is born (p55)
【第2部より】
③No.28 He trusted in God (p115)(復習)
④No.37 The Lord gave the word (p146)
【第3部より】
なし
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