第6回の練習ノートです。今日の練習参加者はSop16名(2名の見学者含む)、Alt13名、Ten4名、Bass6名の合計39名で206室が狭く感じました。しかし皆さんメサイアを歌うのが楽しそうで、練習はとてもいい雰囲気です。狭いですがどうぞのびのびと歌ってください。
メサイアの音楽はキリストについて書かれてあるので、音にキリストの香りが宿ると音楽が輝きだします。え!キリストの香りっていったい何???その答えは『愛』です。聖書のヨハネの手紙4章16節に「神は愛です」とありますが、その『愛』については具体的に、コリント人への手紙 Ⅰ 13章4節~5節にこのように書かれています。
「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。」
今後も皆さんと信じ合い、信頼し合ってキリストの香り(=愛)を放つ音を作っていきましょう。
〈練習曲〉(伴奏:片野敦子)
◆No.12 For unto us a child is born (p55)
前回、基本的な音型を練習しましたので今日は曲の最後まで音取りしました。だいぶ歌えていました。メリスマも良好でした。27小節をはじめとするshoulderの下降の音程は十分注意してください。76小節4拍目のBassの音は「シレミ」ですが、Chord Perfectの歌手は「ソレミ」で歌っています。ここは楽譜(ノヴェロ版)通り「シレミ」でお願いします。リズムは生き生きと、拍を押すのではなく跳ね上げるような感じで歌います。
◆No.28 He trusted in God (p115)
復習をしました。主に旋律の下の内声に光を当てて練習してみました。各パートなかなか難しい動きをしているのが分かったと思います。19小節のTenのミ♮の音に注意!Tenは時々(特に後半)全く聞こえなくなるところがありましたので、よろしくお願いします。今日のテンポは全部ゆっくりでしたが、速くなっても正確に歌えるように良くさらっておいてください。
◆No.37 The Lord gave the word (p146)
復習をしました。最初のThe Lord gave the word~♬はgaveのあとにコンマを付けて軽く切ってthe worldに入ってください。10小節の女声も同様です。全体的に良く歌えていたので、
今日もスクランブル(隣に同じパートが来ないように並ぶ)をやってみました。となりに違うパートの人が来ても楽しんで歌えるようになりましょう。各パートがバラバラに動いている箇所が多いのでアンサンブルに注意です。
◆No.35 Let all the angels of God worship him (p134)
この曲の前曲No.34のTenソロが「いったい神はかつて天使の誰に『あなたは私の子、私は今日あなたを生んだ』と言われたでしょうか?」と歌います。これはわかりやすく言うと、会社の社長が社員の誰に「お前は私の子でお前を今日生んだ」と言うでしょう?って感じでしょうか?キリストはそのように神に言わせる特別な存在であり(神の子)、すべての天使にあがめられる方であるわけです。そしてこのNo.35では「さあ天使たちよ、みな彼を拝め」と歌われます。worshipがウォーシップになっている方が多いです。ワーシップでお願いします。Let allは出来るだけ切らずにつなげて歌います。Letが4分音符で長いときはcresc.します。angelsは「エインジェルス」と発音。全体的にあたたかい音色になるといいですね。
※来週5月27日の練習はお休みです。
[次回練習予定曲目]2023年6月3日18:30~20:30 海老名市文化会館206室
【第1部より】
①No.17 Glory to God (p68)
【第2部より】
②No.22 Behold the Lamb of God (p91)
③No.35 Let all the angels of God worship him (p134)(復習)
【第3部より】
④No.51 But thanks be to God (p199)
🔸次回練習する第2部1曲目No.22 Behold the Lamb of Godのリズムです。ノヴェロ版のリズムは、このホームページの紹介している音取りページ、「コードパーフェクト」 のリズムとは若干違います。ノヴェロ版の楽譜を添付しましたので確認してください。〇マルで囲っているリズムを有効とします。(✖のリズムは歌わない)
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