第8回の練習ノートです。
今日の練習参加者はSop14名、Alt12名、Ten4名、Bass3名の合計33名でした。
〈練習曲〉(伴奏:及川智史)
◆No.17 Glory to God (p68)
復習しました。18小節目からのgood will「グ(×ト)ウィル」の無声子音(×ト)のタイミングがまだ不完全でしたので練習しました。音符の長い場所は良くハモるように他のパートを意識して歌います。
◆No.21 His yoke is easy, and his burthen is light (p86)
この曲は第1部の終曲です。His yokeのHisの s はすぐに発音してyokeに勢いを付けます。yokeは二重母音ですので、「ヨーク」ではなく「ヨウク」と発音してください。burthenは「バーゼン」。でもこれはburden「バーデン」(重荷)の古語なので、「バーデン」と発音して構いません。25小節~26小節、32小節のBassのリズムは小さい音符を採用です。
楽譜上のダイナミック、fとpの差をはっきり出しましょう。
Tenの9小節4拍目の「ラ」の音、音程注意。Bassの23小節4拍目「ミ♭」の音、高いので音程注意!Bassの33小節4拍目の「シ♭」の音が難しい。Bassの43小節4拍目の「ミ♭」の音、音程注意。付点の付くメリスマは不安定になりがちですが、おなかの下に重心を下げて(丹田)支えを作り、身体を揺らさないようにして歌ってください。
◆No.22 Behold the Lamb of God (p91)
復習しました。最初の音型は各パートがオクターブで始まります。behold「ビホウルド」(見よ)はひとつの言葉なので、オクターブで言葉が切れてしまわないよう、お腹でしっかり支えて歌ってください。23小節のTenの入りのファ♯の音が難しいので注意です。
◆No.24 Surely he hath borne our griefs (p98)
まずSurelyの発音ですが、三ヶ尻先生の本には「シューレリー」と書いてあります。でも、ご本人は「勝利」と読めばいいとおっしゃっています(写真)。海老名メサイアでは「ショァリー」に統一しようと思います。
ダイナミックですが、7小節、8小節、10小節、11小節にそれぞれcresc.dim.を付けます。(オーバーになりすぎないように)12小節の4拍目のアルトのheからmp(楽譜はmfになっている)で、続く13小節の他のパートもmp、18小節が<cresc.して最後までfです。
ブレスは、7小節はノンブレス、8小節が終わったらブレス、10小節はノンブレス、15小節が3拍目heの前ブレス、17小節1拍目heの前ブレス(テノールのみ16小節の4拍目のheの前)です。
◆No.51 But thanks be to God (p199)
各パートの音色に気を付けて練習しました。次回もう一度通し稽古をします。
[次回練習予定曲目]2023年6月17日18:30~20:30 海老名市文化会館206室
【第1部より】
①No.21 His yoke is easy, and his burthen is light (p86)(復習)
【第2部より】
②No.24 Surely he hath borne our griefs (p98)(復習)
③No.25 And with his stripes we are healed (p102)
【第3部より】
⑤No.51 But thanks be to God (p199)復習
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