今日の練習参加者はSop17名、Alt13名、Ten2名、Bass4名の合計36名でした。12月の本番までにメンバーが2倍に増えるといいですね。あと練習中、音取りに時間がかかるのはもったいないです。練習曲は毎回予告されていますのでコードパーフェクトで予習しましょう。音取りで周りの方を待たせることが無いよう気づかいの心で☆あなたなら出来る!
また、音取りと発音をマスターしても終わりではありません。音取りは音楽練習と全く関係が無く、スタートラインに立っただけです。音楽作りはそこから始まります。皆さんで協力して音楽作りの出来る練習を目指しましょう!
〈練習曲〉(伴奏:稲垣史織)
◆No.21 His yoke is easy, and his burthen is light (p86)
復習をしました。この曲は軽く弾むようなリズムで統一されています。軽快なリズムで走る馬にまたがっているような気持ちで歌ってください。その際、馬の足音が鳴ったとき、身体は垂直に上がります。西洋音楽はこのリズム感が全てです。速い曲もゆっくりの曲も同じです。
「light」の「t」は「tuツゥ」とuの母音が入ってはいけません。あくまでも鳴らすのは子音の「t」だけ。 有声音でもありません。
そしてこの「t」の発音する場所ですが、すべて次の休符(八分休符、四分休符)です。子音をはっきり発音して、次の歌いだしの踏み台にしてください。
メリスマは身体を動かして歌うとリズムがずれます。身体を動かさず、且つ1拍目と3拍目が遅れないように注意します。その際、弱拍(2拍目と4拍目)の音程が悪くなる傾向がありますので注意しましょう。
◆No.24 Surely he hath borne our griefs (p98)
復習しました。まず12小節~19小節のアンサンブルの練習から始めました。ここは「彼(キリスト)は、私たちのそむきの罪のために傷つけられ、私たちの不義のために砕かれたのだ」と歌います。とんでもない自分の間違い(身勝手な行動)に気付き、心を神の方へ向け直す箇所です。敬虔な気持ちで祈りを捧げるようにpで歌います。ここはNo.24の重要な箇所で、且つ難しいので、2グループほど前に出てアンサンブルで歌ってもらいました。どちらのグループもハモっていて割と良好でした。それに前で歌うのを楽しんでいる雰囲気も出てきました。まだやってない方は是非やってみてください。このハモりが大きいコーラスになっていくのです。
◆No.25 And with his stripes we are healed (p102)
~彼(キリスト)が受けたその傷によって私たちは癒されたのだ~〈イザヤ書53章5節〉
新曲でした。No.24の最後に[attacca]アタッカとありますが、間髪を入れず、すぐにNo.25に入れという意味です。And with his stripesの4つの音は、十字架のテーマと思ってください。決然とスタカート気味に音を短く切って歌います。we are healedはレガートで。stripes「ストライプス」巻き舌。「ストライプス」の「プス」をハッキリ発音。(鞭で打たれた傷あと)healed「ヒーレッド」(癒し)語尾のレッドをはっきり発音。
最後のAdagioは遅くなりますが、音は小さくなりません。ずっとフォルテで終わります。少し遅いテンポで各パートの練習をしたので次回は本来のテンポで仕上げをします。
◆No.51 But thanks be to God (p199)
最初から各パートの音取りの確認をしました。4声が合わさってハーモニーが生まれるところは良くハモるようにしてください。
be to Godの発音は、ブツブツ切れがちです。レガートで「ビ~トゥ~ゴッド」とつなげて歌います。各パートは、フレーズの終わりが乱暴にならないよう注意してください。力を抜いて歌い終わるのは非常に難しいですが、チャレンジです。
※次週6月24日は練習お休みです。
[次回練習予定曲目]2023年7月1日18:30~20:30 海老名市文化会館206室
【第1部より】
①No.21 His yoke is easy, and his burthen is light (p86)(再復習)
②No.4 And the glory of the Lord (p11)
【第2部より】
③No.25 And with his stripes we are healed (p102)(復習)
④No.26 All we like sheep have gone astray (p106)
【第3部より】
⑤No.51 But thanks be to God (p199)再復習
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